コンテナ購入と作品写真撮影





今は海辺の家で制作しているため、津波が来れば大切な作品を失ってしまう可能性が高く、どうしたらいいかずっと悩んでいました。

そこで先日、作品の保管場所としてコンテナを購入しました。長さ6メートルの海上用の保冷庫です。







日頃 石山家がとてもお世話になっているある方の土地をご厚意で貸していただけることになり、現在コンテナは海抜の高い場所に設置されています。中にエアコンを取り付けて温度、湿度を管理できるようにしてもらいました。エアコンはタイマーを設定して、朝から夜まで一定の温度を保つようにしています。





作品をアトリエからコンテナへ移しました。



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先月末、写真家の松原豊さんにお願いして、かなり大型の絵画を含めた十数点の作品の写真撮影をしていただきました。





トラックでスタジオへ作品を運び入れて撮影がスタートしました。





さすがにプロの技は次元が違います。
細部まで非常に丁寧に、こだわり尽くして撮っていただいています。





一日かけて全ての作品を完璧に撮っていただきました。





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この間、「宣告」という本を読みました。
死刑を宣告されて、16年間獄中生活を続けるある死刑囚を中心に描いた長編小説です。

主人公の死刑囚やその隣の房の死刑囚、刑務所に勤務して囚人達を診る精神科医、獄中の死刑囚と文通を続ける学生、看守といった様々な立場にある人間の視点から、死刑宣告を受けて生きる人間の姿がとらえられ描かれています。
いつ刑が執行されるかわからない残酷な現実の中で、想像を絶する恐怖、苦悩をもって獄中で暮らす死刑囚の姿はすさまじいものがあり、読んでいて強く心を揺さぶられ、また深く考えさせられる内容でした。

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